
暑さ寒さも彼岸までといわれ涼しくなってきました。
近くの公園で彼岸花が咲いているのを見かけました。赤と白の花を観賞しましたが、黄色の花もあるそうです。
9月中旬〜10月上旬に咲くとの事です。
名前の由来は彼岸の頃に咲く花から彼岸花、または、毒のある彼岸花を食したら、彼岸=あの世に行く徳いう説もあります。
別名、曼殊沙華(まんじゅしゃげ)、法華経などの仏典から引用されています。
「この時、天は曼陀羅華(まんだらけ)・摩訶曼陀羅華(まかまんだらけ)・曼殊沙華(まんじゅしゃげ・摩訶曼殊沙華(まかまんじゅしゃげ)を雨ふらして、
仏の上及びもろもろの大衆に散ず。 法華経序品
(お釈迦様が瞑想に入られたところで)天から曼殊沙華など4種類の花が、
瞑想に入っているお釈迦様やその周りの弟子たちに雨のように降り注いだ。」 (寛永寺より参照)
そして、梵語で、紅色の花という意味だそうです。他には、仏具の天蓋に似ているので、天蓋花(てんがいばな)とも言われます。

彼岸花は美しいが、どこか怖さがある気がします。
花・茎・葉・球根すべてに毒があり特に球根が強い毒が含まれています。
しかし、人が600個以上の球根を摂取して致死量となるそうです。
モグラ、ネズミは1つの球根で1500匹致死させるそうで、田んぼの畔道や墓地で彼岸花を見掛けるのは害獣駆除の理由で人為的に植えられたとの事です。
だから、田んぼの畔道に綺麗に並んでいるのですね。
彼岸花を楽しめる近くの場所は
〇埼玉県日高市巾着田(今年は花期に閉鎖中)
〇高幡不動
〇府中市郷土の博物館
〇埼玉県寺坂棚田
在宅訪問マッサージ ならは野マッサージ治療院
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