今日は日本の歴史を学びました。
江戸時代中期に米沢藩主だった上杉鷹山(公)
ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領や、ビル・クリントン元アメリカ大統領から、「最も尊敬する日本人政治家」と言われた。
「成せば為る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」という句を子息に教訓として詠んだ。
上杉鷹山の三大改革。
1、財政再建
飢饉などにより財政難が他藩と比べて顕著だったが、上杉鷹山、日常の食事は一汁一菜、
衣服は上等な絹ではなく綿で作られたものだけで、奥女中は50人から9人に減らすといった自ら進んで質素倹約を行なった。
「御領地高並御続道一円御元払帳」という帳簿をつけ、お金の出入りをはっきりさせ、毎月1日と15日に上書箱(目安箱)が開かれ、農民や町人の意見を取り入れた。
2、産業の開発
上杉鷹山は、農民だけでなく、藩士に対しても田畑の開発を促した。
飢饉・凶作に備える蔵を各村に立て、毎年一人一升ずつの籾(もみ)を蓄えさせ天災に備えた。
3、精神の改革
上杉鷹山は、藩主は「民の父母」となることを自分に言い聞かせ、藩政改革に必要な場合には、例え重臣であっても処罰する、という厳しい態度で自分にも他人にも律した。
飢饉・凶作に対して人々を救うため、野草などを食料にする知恵をまとめた食料事典、「飯粮集」を編纂した。
一、国家は先祖から子孫に伝えるところの国家であって、自分で身勝手にしてはならない。
一、人民は国家に属している人民であって、自分で勝手にしてはならない。
一、国家と人民のために立てられている君主であって、君主のために立てられている国家や人民ではない。
を心得とした。
米沢藩の窮地を立て直した鷹山公は、現代にも通じる政治手腕を発揮し、今なお山形県米沢市民の心に深く息づいている。
ほんの少しでも、次世代に残す自分にもできることは、まだまだ、あるかもしれないと思いました。
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posted by ケンケン at 19:23
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