
寒くなると恋しくなる鍋物に欠かせない野菜、ハクサイ。熱々の鍋の中で柔らかく煮込んだハクサイは、
クタッとした食感が食べやすくクセがないので、他の食材と一緒にいくらでも食べられそうな感じです。
ハクサイは霜があたると甘みが増し美味しくなりますので、寒い時期はその美味しさをしっかり味わいたいものです。
ハクサイは野菜の中でもカロリーが低く、100gあたり14kcal。ビタミンCが比較的多く、
その他のビタミン類についても含有量は多くないもののバランスよく含まれています。
冬のビタミン不足にも活躍してくれそうな野菜と言えそうです。
ところで、ハクサイは、中国では、豆腐、大根と共に「冬の養生三宝」として、
薬膳・精進料理では、体の平安を保つための食材として重宝されていました。
特にハクサイについては、漢方では「松のように冬の寒さに耐える」ことから「白松」として珍重され、
「菜類中、最も常食すべきもの」と言われていたのだそうです。
今の時期の安くて美味しいハクサイ、冬場を健やかに乗り切るためにも積極的に日々の食卓に取り入れていきたいですね。
漬物など生でも美味しいハクサイですが、寒い時期は火を通して温かくして食べると、
消化吸収もよりよくなります。
体験農園の畑で獲れた今年のハクサイは、ちょっと小ぶり。新聞紙に包んでベランダで保存中です。

ハクサイのバター炒め
<材料>(1〜2人分)
ハクサイ 2〜3枚(230g位)
生姜 ひとかけら
油 小さじ2杯位,こってりした味が好きな方は、炒める油もバターに代えて。
バター 10g位
醤油 小さじ1〜2杯位
みりん又は酒 小さじ1〜2杯位
<作り方>
1. 生姜はみじん切り、ハクサイは食べやすい大きさにざく切りにします。
2. フライパンを熱し、油をなじませた後、みじん切りの生姜を加え、香りを出します。
3. ざく切りにしたハクサイを入れ、強めの火で炒めます。
4. 少ししんなりしたら、バターを加え、更に炒めます。
5. 全体に火が通ったら、酒又はみりん、醤油を加え、醤油が少し焦げたら火を止め、器に盛ります。
6. 最後に少し醤油を焦がすと、醤油の香ばしさが食欲をそそります。
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