2015年12月29日

白菜

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寒くなると恋しくなる鍋物に欠かせない野菜、ハクサイ。熱々の鍋の中で柔らかく煮込んだハクサイは、


クタッとした食感が食べやすくクセがないので、他の食材と一緒にいくらでも食べられそうな感じです。


ハクサイは霜があたると甘みが増し美味しくなりますので、寒い時期はその美味しさをしっかり味わいたいものです。


ハクサイは野菜の中でもカロリーが低く、100gあたり14kcal。ビタミンCが比較的多く、


その他のビタミン類についても含有量は多くないもののバランスよく含まれています。


冬のビタミン不足にも活躍してくれそうな野菜と言えそうです。


ところで、ハクサイは、中国では、豆腐、大根と共に「冬の養生三宝」として、


薬膳・精進料理では、体の平安を保つための食材として重宝されていました。


特にハクサイについては、漢方では「松のように冬の寒さに耐える」ことから「白松」として珍重され、


「菜類中、最も常食すべきもの」と言われていたのだそうです。


今の時期の安くて美味しいハクサイ、冬場を健やかに乗り切るためにも積極的に日々の食卓に取り入れていきたいですね。


漬物など生でも美味しいハクサイですが、寒い時期は火を通して温かくして食べると、


消化吸収もよりよくなります。


体験農園の畑で獲れた今年のハクサイは、ちょっと小ぶり。新聞紙に包んでベランダで保存中です。


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ハクサイのバター炒め
<材料>(1〜2人分)

ハクサイ 2〜3枚(230g位)

生姜 ひとかけら

油 小さじ2杯位,こってりした味が好きな方は、炒める油もバターに代えて。

バター 10g位

醤油 小さじ1〜2杯位

みりん又は酒 小さじ1〜2杯位

<作り方>
1. 生姜はみじん切り、ハクサイは食べやすい大きさにざく切りにします。

2. フライパンを熱し、油をなじませた後、みじん切りの生姜を加え、香りを出します。

3. ざく切りにしたハクサイを入れ、強めの火で炒めます。

4. 少ししんなりしたら、バターを加え、更に炒めます。

5. 全体に火が通ったら、酒又はみりん、醤油を加え、醤油が少し焦げたら火を止め、器に盛ります。

6. 最後に少し醤油を焦がすと、醤油の香ばしさが食欲をそそります。


在宅訪問マッサージ ならは野マッサージ治療院

TEL.042−427−7363


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2015年10月31日

椎茸(しいたけ)

かみさんが椎茸について。


秋が深まるごとに美味しさが増すきのこ類。一年をとおして様々なきのこが売られていますが、


この時期のきのこは香りやうま味がより深く感じられます。


シイタケは、和洋中様々な料理に使える、身近なきのこ類の代表格。炒め物でも煮物でも、


シイタケを加えることで味に深みが出るので、日々の食卓には欠かせない食材の一つです。


ご存知のようにシイタケには生と干したものがありますが、干しシイタケの方が水分が少なく、


天日にあたることにより新たな成分が生成されるため、うま味成分と栄養分が凝縮されています。


一方で生シイタケは水で戻す必要がないので、すぐ調理でき、干したものとはまた一味違う香りは食欲をそそります。


干ししいたけほどの含有率ではありませんが、水分が多い割にはビタミンB類、ビタミンD、食物繊維も豊富です。


更に、シイタケには「レンチナン」と呼ばれる抗がん物質が含まれています。


この「レンチナン」、実際に抗がん剤として使われている成分で、免疫力を高める働きもあるのだそうです。


ところで、買ってきた生シイタケ、調理前に20分〜1時間ほど日光に当てるだけもビタミンDが増えるのだとか。


ちょっとひと手間加えて、栄養をしっかりとりながら、旬のシイタケを味わいたいですね。


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シイタケは、なるべくカサが開ききってなく、厚みのある丸っこいものを選んで。


シイタケのシンプル炒め

<材料>(2人分)

生シイタケ 6個

油 大さじ1位

塩 少々

シンプルな材料なので、油は、香りの良いオリーブオイルが勧め


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2015年06月10日

かみさんのチョコッと野菜料理・旬?ソラマメのオーブントースター焼き

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↑近くのスーパーで購入したソラマメは、鹿児島産のもの。確かに形はカイコにも似ています。


大きなサヤに包まれたうっすら緑色のソラマメは、春から初夏かけてが旬。旬が短いだけに、


その風味をじっくり味わいたい食材の一つです。


ソラマメは、漢字では「蚕豆」もしくは「空豆」と書かれます。


「蚕豆」は、サヤの形が蚕(カイコ)に似ていることから来ていると言われ、


当て字のようです。「空豆」の「空」は、サヤが天に向かって実ることから名づけられたのだそうです。


また、ソラマメは、呼び方も様々。「四月豆」(シガツマメ)、「大和豆」(ヤマトマメ)、「雁豆」(ガンマメ)、「夏豆」(ナツマメ)などなど、


地方によって呼び方も変わるようです。日本各地で親しまれている豆でもあるのですね。


ソラマメの主成分は、エネルギー源となる炭水化物と、体の構成成分であるタンパク質。


昔から体力を養い気力を充実させる食べ物としても用いられてきました。


また、ビタミンやミネラルも多く、ビタミンでは、B1、B2、Cが充実しています。


ビタミンB類は、糖質や脂質の代謝を促す働きがあり、不要な脂肪が体に溜まらないようにするので、ダイエットにも嬉しい食材と言えそうです。


ソラマメを食べるには、サヤから出して更に皮を剥いて・・・と下ごしらえが少々面倒そうですが、


サヤごと焼けば、手軽にそのホクホク感を楽しめます。


ソラマメのオーブントースター焼き

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↑オーブントースターにソラマメを並べて焼きます。


<材料>
ソラマメ 食べたい分
塩 適量

<作り方>
1. サヤ付きソラマメを水で洗います。

2. 洗ったソラマメをオーブントースターに並べ、強めの火力で(1000W〜、又は250℃位)12〜15分程度焼きます。

3. 焼き上がりを見て、豆がまだ硬いようなら、もう数分焼きます。(お持ちのトースターに合わせて焼き時間を調整してください。)

4. オーブントースターからソラマメを取り出し、サヤから出して、塩を振っていただきます。


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↑焼くことで、ソラマメのホクホク感がよりしっかり味わえます。


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↑多めに焼いて、残った分は皮を剥いてスープに入れたり、ご飯に混ぜたりして、他の料理に使っても。


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